辺境×日記

ごく個人的に思う事を書く

LGBT検定の虚しさ

いや、ほんとにひどい状況になったものだ。

togetter.com

だって、これ我々との接点ゼロで合格できるんだもん。

 

たとえて言うならコミュ障の人に、「話し方」の本を読ませて、「コミュニケーション能力検定合格、バッジもあげるよ」というような意味のなさ。

狙いは企業研修なんでしょ?

あと、これ、広く募集している体をとりながら、あからさまに「企業研修」を狙っている意図が見え見え。

 

企業内でのLGBT研修では、未だに社内の当事者が声を挙げられない状況で、それでもいちおう「LGBT研修をしています」ということにしなければならない。

 

そういう時にこういうシステマティックな検定に社員一人あたり4万を出せばいい。(場合によってはボリュームディスカウント交渉などもして)

 

「LGBTに理解ある企業」という体裁を金で買えるということは、悲しいけど今の企業にとってすごく意味がある。

我々当事者にとっては意味がないけど。

本当の理解へ進むために

単純な話だけど、今現在踏みつけられている人々、それは我々同性愛者に限らず、女性や外国出身者、アイヌ、沖縄、部落に対してもだけど、ちゃんと眼を開いて自分の態度を見つめ直そうよという話でしかないのだ。

 

そこには「この本を読めばわかる」とか、ましてや「この検定を受ければ大丈夫」とかそういうのはなかなかありませんから。

こういうのは長くて複雑で時には隘路にはまったりもしつつ、経験を増やして身につけていくしかない。

 

検定受けたいなら受ければいい、でも「それで合格」などとはゆめゆめ思わないでほしい。