辺境×日記

ごく個人的に思う事を書く

若かった自分に言いたいこと

彼氏と沖縄旅行に行ってきた。

僕は中学の頃に沖縄に住んでいたので、色々な思い出がある。
特に思い出すのは、中学三年生のときに同じクラスの大城君を好きになったことだ。
(沖縄には「大城」という姓がとても多い)

大城君はわりとクセのある自己中な性格で、クラスではやや孤立ぎみであった。
でも、大城君は優しい面もあり、ナイチャー(本土出身)で孤立しがちな僕にいつも親切にしてくれた。
それに、野球部の彼は僕から見ると大変なイケメンであった。

もちろん彼への恋心は絶対に明かせない。
中学を卒業したら、僕は本土に進学する予定。
このまま大城君に会えなくなることが、一番悲しかった。

当時僕は「同性を好きになる、ましてや性的な目で見る」ということは数十万人に一人の異常で、ともすると病気だと思っていた。

10代の頃は何度となく異性を好きになろうとトライした。
全て無駄だったけど。

そんな愚行は僕が20歳になるまで続いた。

沖縄を旅行すると、その頃の僕を思い出す。
自分の叶わなかった恋と、その後悩み続けた何年もの時間を。

タイムマシンがあるなら、その頃の僕に教えに行ってあげたい。

安心して自分を受け入れろと。

社会的には認められていないけど、同じ境遇の人はおまえが思うよりたくさんいる。
恋愛もたくさんするし、彼氏もできる。
一人前に多少の修羅場も経験する。

そして40歳を過ぎて再び沖縄を訪れる。
しかもこれまでで一番好きになる彼氏と一緒だ。
おまえのいた中学や、住んだ地域を再訪し、懐かしむのにもつきあってくれる。

そいつは大城君と同じように、性格にクセがあるから、彼氏いない歴なんと10年以上。
でも、おまえが彼の良さを発見する。
クセはあるけどいいキャラの持ち主。
独り占めだ。
そして容姿はみんなが羨むようないい男だ。

何よりも、おまえを一番大事にしてくれる。

だからおまえも自分を大事にしろと。